家畜の歌合戦

司書×学芸員の成れの果て

恫喝をオススメするこれだけの理由

※タイトルにたいした意味はありませんよ。
 

ヤマダ電機id:asami81氏の違いを知りたい
http://anond.hatelabo.jp/20080703185125

・配送料の話の続き
http://evenfall.org/tombolo/2008/07/04/219

 
このお話おもしろいんですけど気持ち悪いというか居心地が悪いんですよね。
カメラ屋でバイトしている大学生が、カメラ屋大変なんやでー、
みんなもあんまいじめんといてなーっていうエントリなんですけどね。
 
一消費者としておもうことは
「え?送料を値引いてもいいなら、はじめから引いといてーなー」
といったぐらいなものでしょう。
 

ちょっと論点を整理する。

  • 店とネットで配送料になぜ差があるのか、配送料をケチると皺寄せがどこに向かうのか考えていない
  • 他人に及ぼす影響を考えれば、これはとても生活の知恵とかライフハックなどと言えない
  • 不当廉売を助長する可能性について考えていない
  • プリントアウトして値引きを迫る行為の卑しさについて

え、企業カクテルじゃなくって、カルテルとかなんだっけ
といううろ覚えの単語が頭のかたすみによぎったのですが、
最後の「値引きを迫る行為の卑しさ」というのをみて、
あ、そっか、この気持ち悪い感というのは、id:aruiha_shikashi氏のコメントのように、
企業努力の一言ですまされていた事が、道徳で対抗しているからかーと納得納得。
 
恫喝と道徳の異種格闘技戦がここにはじまったわけですね。
つまるところ、「浅ましさとか、卑しさ」を指摘されて
そのものズバリなところもあるからこその居心地の悪さでもあり。
 
そういや、元記事よんでないや(汗)と思って見に行ったら関西の人なのね。
なんだ、道徳の問題だけじゃなくって、値切り感についての東西の温度差だったのか。